いのちの物語Ⅱ


「小さな いのち」~秋~


線路のそばで遊んでいる小さな君を

見つけたのは 4年前の秋だった。


シャーシャー威嚇する小さな君は 

母さんとはぐれたのか とても不安そうにしていたね。


お腹もすいて いっぱい鳴いて

キケンな線路を歩いていたね。


小さな君は 

捕獲器の中でもふきげんで

「誰にも触らせるもんかっ!」って


こっちにおしりを向けたまま

ずっと怒っていたんだよ。



だけど、

僕の腕の中に抱き上げると君は

急に ゴロゴロ言いはじめて 


びっくりするぐらい たくさん

たくさん 甘えてきたんだったね。


怒っていたのは 怖かったからで

本当は 母さんにまだ甘えたくて


ずっと 鳴いていたんだね。



君のフミフミする前足が

僕に 笑顔をくれたんだ。


曇り空が 晴れるような

そんなお日さまみたいな笑顔をね

君は僕に、くれたのさ。

抜針与楽__【ねこ処】__猫楽ゼーションHome☆

保護猫Homeの七福猫達に癒されて 氣楽に過ごすリラクゼーション処 楽しくムリせず暮らしながら 心を整えていく取り組み 【抜針与楽】という生き方を 応援中 キャッ☆と、驚く Beautiful Earthプロジェクト

2コメント

  • 1000 / 1000

  • ちあき処

    2017.11.03 01:24

    @かなみ先生ハイ。その後を考えると、いつも躊躇してます(;´・ω・)。ホントご縁があったのでしょうね(*´ω`*)。猫のことを通じながら、猫のことだけにならず、いろんな勉強させてもらっている今に、感謝です♡ありがとうございます(*´ω`*)
  • かなみ先生

    2017.11.02 12:13

    涙が出ますね💧猫を保護するのは、かなり勇気も手間も必要で、特にその後をどうするか、難しくです。ご縁があったのですねー。絵も心に響きました✨✨✨✨