穴のあいた、長靴。


もう穴があいていて、不快だらけの長靴を

履き続けている人がいました。


ぬかるんだ同じ場所で

何度も何度も、足ふみをしています。



穴からは、イヤな感じが

しみ込んで来るのですが・・・


少し我慢すれば、お天気になり

ぬかるみも解消され、長靴も乾くだろうと

そこで、足ふみをし続けていました。





お天気さえ良くなれば・・・という

外の世界に期待して

穴のあいた長靴を、履き続けていました。


足踏みをし続けて

もうクタクタで、疲れてしまっているのに。





長靴を脱いだら

ガラスの破片を踏んでしまうかもしれない・・・

先へ進んだら

足の裏が、痛いをするかもしれない・・・と。



長靴を脱ぐでもなく

前に進むでもなく

足踏みを、やめませんでした。





でも、近くに居たねこは

とっとと穴のあいた長靴を脱いで

自分の足で、先へ先へと進んでいきました。


時には、木に登ったり

雨宿りをしたり

好きな方向へ進んで、なんだか楽しそうです。




もちろん、とげが刺さることもあるし

水たまりを、踏むこともある。


それでも近くに居たそのねこは

穴のあいた長靴がなくても

歩けることを、知っていたのです。



そして、進んでいけば

その先で自分の足に合った

新しい長靴が、用意されていくことも。







穴のあいた長靴を履き続けているかぎり

それが必要な、ぬかるみがまた

用意されていくんだよ、というお話でした。(*^^*)




だけど、その穴のあいた長靴の

不快さがあったお陰で


先に進むという勇氣や

自分でその道を選択しているんだ。ということに

氣づくことができたんですね。



すると

穴のあいた長靴は

愛おしい存在にもなる。ということです。






その時の感情(穴のあいた長靴)を、しっかりと

自分で感じてあげる習慣をつけることは

自分を大切にしてあげていることです。


感情を押し込めて、なかったことにするとは

自分で自分を無視してる行為だからです。


その不快感は、ずっと残り

それはいつか自分への、不信感に変わります。



不信感に変わってしまうと

周りにぶつけてしまったり

ウサを晴らしはじめたり


自分が誰なのかが、分からなくなっていきます。





感情を、出すな。

我慢しろ。

泣くな。

他人を頼るな。


そんな風に、子供の頃から

教えられてきたことが

多くはなかったでしょうか?




泣いてもいいし

怒ってもいいし

誰かを頼ってもいい。




あなたの感情は、大切な

あなたの一部だということ

忘れないであげてくださいね💛




最後には、しっかり自分を抱きしめて

愛おしんであげてください💛




感じるということが出来れば

もう、前に進んでいるサイン。(*^^*)


穴のあいた長靴を脱いだねこ、のように。




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