幸せの在処はどこニャンだ？４０～本当の癒しを、起こすとき～

僕は、まだ子猫の時に

公園に捨てられたけど生き延びて

自由氣ままに暮らしている

「捨てねこトヨ」って、言うんだよ。

あぁそう、これね？

シッポの先端が曲がってるんだ。

面白いだろ？幸運のカギしっぽって言うんだよ。

捨てられた僕が言うのも、何なんだけど…

公園に遊びに来た人達に

なぜだか分かんないんだけど

幸せの在処を話すのが、日課となっているんだよ。

ハリボテっていうのはさ、中身を隠すフェイクでさ

カチカチに固めて創るんだ。

壊されないよう、カチカチに。

だけど、どうしてもかくせない。

どっかに、ヒビが入るんだよね。

だって、中身の真実は

じっとしていて、くれないからさ。

あーそうか、君はフェイクをやめて心から

楽になっていきたかったんだね。

ヒビっていういう傷あとは

気づきって宝に変わるから。

だから、心配いらないよ。

むしろ、それはおめでとう。

ヒビが入った傷あとさえも、気づきに変えるその力

君はすでに、持っている。

あーやっと、君が君とつながれて

僕もとっても嬉しいよ。

ほっこり自分に　気づくとき

ほっこり自分に　出会うとき

ほっこりと自分を　許すとき

ほっこり自分を　愛すとき

そのまんまの自分でも、大丈夫って思うとき

ありがとう。が、湧き上がる

清と濁が溶けあうような、ひとつに戻る安心感。

それが本当の、癒しだよ。