幸せの在処はどこニャンだ?39~後悔を、やめるとき~
僕は、まだ子猫の時に
公園に捨てられたけど生き延びて
自由氣ままに暮らしている
「捨てねこトヨ」って、言うんだよ。
あぁそう、これね?
シッポの先端が曲がってるんだ。
面白いだろ?幸運のカギしっぽって言うんだよ。
捨てられた僕が言うのも、何なんだけど…
公園に遊びに来た人達に
なぜだか分かんないんだけど
幸せの在処を話すのが、日課となっているんだよ。
ハートが弱った、おばあちゃんが来たよ。
どこへ行くにも何をするにも
体が痛いって言ってはさ、家族を困らせてやるんだって。
少し、いじわるそうな顔つきで
おばあちゃんが話してくれたんだ。
出かけるのはめんどくさいし
しんどいからだって、言ってたね。
だけど猫に会うために、今日は文句も言わずにさ
身支度も自分でしたんだよ!って。
そうさ、ばあちゃん。何歳になってもいいからさ
後悔せずに生きるには、楽しみをつくって暮らすんだ。
あーそうか。おばあちゃんは
希望って仕事を持ちたいんだね。
僕に会ってからは楽しみが
出来たから嬉しいって優しい顔つきで
涙流して言ってたね。
昔、猫を飼っててさ
思い出がいっぱい、あるんだよって。
まだまだ、やり残しがあるだろう?
これから流す涙はさ、今を楽しむ涙にしよう。
うれし涙って、喜びの。魂にもシワを、刻むのさ。
そしたら、おばあちゃんのハートはね
ふっくら若くふくらんで、強くなっていくからさ。
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