幸せの在処はどこニャンだ?29~猫達がそこに居る、理由~
僕は、まだ子猫の時に
公園に捨てられたけど生き延びて
自由氣ままに暮らしている
「捨てねこトヨ」って、言うんだよ。
あぁそう、これね?
シッポの先端が曲がってるんだ。
面白いだろ?幸運のカギしっぽって言うんだよ。
捨てられた僕が言うのも、何なんだけど…
公園に遊びに来た人達に
なぜだか分かんないんだけど
幸せの在処を話すのが、日課となっているんだよ。
憂鬱そうな、猫の飼い主さんが来たんだよ。
家族の猫が、病気だって。
何をやっても、ダメだから。
辛くて辛くてしょうがないって。
分かるよ。それはとても、大変だよね。
だけどね、僕たち猫は飼い主さんが
難しい顔してるのが、イヤなのさ。
僕達のせいで、君たちを
悲しませているなんて、辛いだろ?
あーそうか。君は覚悟が、したいんだね。
治療をするとか、しないとか
そんなの、どっちでもいいからさ。
僕達の残された時間をさ
しっかり受け入れてくれないかい?
そして、笑っててくれないかい?
最後は、泣いてもいいからさ。
僕もきっと、鳴くけどさ。
血なんか繋がっていなくても
たとえ種族が違っても
愛せるってことを、知っただろ?
もぅ、それで十分なんだ。
僕たち猫の役目はさ、君たち人間に本当の
愛と自由って何なのか?
伝えられたら嬉しいなぁ~って。
ずっとずっと願いながら、君のそばにいるんだよ。
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