幸せの在処はどこニャンだ?17~充電することから、はじめよう~
僕は、まだ子猫の時に
公園に捨てられたけど生き延びて
自由氣ままに暮らしている
「捨てねこトヨ」って、言うんだよ。
あぁそう、これね?
シッポの先端が曲がってるんだ。
面白いだろ?幸運のカギしっぽって言うんだよ。
捨てられた僕が言うのも、何なんだけど…
公園に遊びに来た人達に
なぜだか分かんないんだけど
幸せの在処を話すのが、日課となっているんだよ。
今にも倒れそうな、お姉ちゃんが来たよ。
フラフラ歩いていたら、危ないよ?
遊具がいっぱいあるんだし
ぶつからないで歩いてよ。
体の声を無視してさ、必要な栄養を拒んでさ
何かを誰かを、待ってたの?
だけどね、お姉ちゃん。自分で自分をイジメてちゃ
誰も大事にしてくれないよ。
僕が、救急車呼んだらさ
そっちがニュースになっちゃうよ。
「もしもし?僕は公園に捨てられた猫です。」
なーんて、言えるわけないだろう?
あーそうか。君は今
充電が切れかかっているんだね。
自分で電源切ったらさ、何にも出来なくなるんだよ?
君の願いって、本当はなぁに?
幸せで在ることじゃないのかい?
だったらまずは君の手で
君を大切にすることから、はじめよう。
充電コードは持ってるかい?
どこに繋がっているのかを、知ってるかい?
知らなかったら、探してみよう。
君が繋がりたいと思うもの。
ハートが、教えてくれるから。ほっこりした感覚で。
少しづつで、いいからさ。充電してあげるんだ。
充電が満タンになったらさ
フラフラしなくなるからさ
フラフラしなくなったらさ
焦点が定まってくるんだよ。
そしたら視点が変わるから。
君が見たい世界がさ、見えるようになってくよ。
そしたら、君も気づくだろ。君という存在が
どれだけ大きいかって事実をさ。
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